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2018年10月5日金曜日

Flask Install からlocalhostで起動させるまで set FLASK_APP

マイクロ・フレームワークと言われるFlask。 でも、Djangoよりも簡単で、MySQL等のリレーショナル・データベースとも連携できるので、DjangoでWebに表示されることに苦労するよりも、Pythonのプログラムに力を入れたい初心者には充分。 

(URLとPythonプログラムのFunctionを紐づけた Routingの概念もあるので、最初から複雑なRoutingの理解を求められるDjangoを使う時にも、Flaskを勉強しておけば、のちのち、この知識がDjangoの理解にも役立ちそう。)

ということで、FlaskをWindowsパソコンにインストールしてみる。



1.インストール

コマンドラインから、
>> pip install flask
を実行。

インストール確認は、
Python IDEで
import flask
を実行して、エラーが出なければOK.

因みに、flaskは以下に格納された。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python37\Lib\site-packages

一口メモ:
Flaskは、site-packagesというDirectoryの中の、 'flask'という名前のsub-directoryに格納される。
この中には、_init_.py_main_.pyが格納されている。 これらは、Flaskを起動する上で必須になる。 Pythonでは、この _init_.pyを含んだプログラムを’パッケージ’という。Flaskもパッケージの一つ。

Tutorialによっては、自分で、appフォルダを作り、その中に、__init__.pyやroutes.pyを個別に作るものがありますが、最初は、そこまでしなくても、充分にアプリは作れます。



2.簡単なWebの立ち上げ。
http://flask.pocoo.org/より
from flask import Flask
app = Flask(__name__)

@app.route("/")
def hello():
    return "Hello World!"




実行するには、Windows cmdから、ディレクトリを.pyファイルがあるディレクトリに移してから

>> set  FLASK_APP = ファイル名(○○○.py)
>> flask run

を実行。

補足) >>set FLASK_APP=ファイル名(○○○.py) FLASK_ENV=development flask run
           でも、開発環境で起動することができる。

すると、コマンド・プロンプト画面に以下のようなメッセージが表示される。

 * Serving Flask app "flaskblog.py"
 * Environment: production
   WARNING: Do not use the development server in a production environment.
   Use a production WSGI server instead.
 * Debug mode: off
 * Running on http://127.0.0.1:5000/ (Press CTRL+C to quit)

http://127.0.0.1:5000/にアクセスすると、ファイル名を指定しなくても
flaskblog.py (今回のpyファイル)が表示される。

If FLASK_APP is not set, the command will look for a file called wsgi.py or app.py and try to detect an application


* Mac / Linux の場合のFLASKの環境変数は、 set の代わりにexport
但し、linuxの場合、結局、wsgiが求められる。

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