WindowsパソコンでもPythonの仮想環境を使いたい、という場合のて手順のメモです。
Windowsパソコンは、Linux系のサーバーとは、ちょっとコマンドが違うので、いつも忘れてしまうので。
(パソコンに既にPython3.xがインストールされていることが前提です。)
1. プロジェクト・フォルダの作成
仮想環境を使う目的は、Pythonのpackageを、他のグローバル環境から独立して、プロジェクト独自に用意したい、ということなので、後でパッケージをインストールすることになるプロジェクト・フォルダを作ります。
miniprojectというDirectoryを作ります。
C:\Users\ユーザ名>mkdir miniproject
2. 仮想環境の構築
1) miniprojectに移ります。
C:\Users\ユーザ名>cd miniproject
2) pythonのコマンド実行
C:\Users\ユーザ名\miniproject>python -m venv venv
(2つめのvenvは新しく作られるフォルダ名です。任意で構いません。)
結果、以下のようなフォルダが自動で作られる。
C:\Users\ユーザ名\miniproject>dir
2019/02/27 20:45 <DIR> .
2019/02/27 20:45 <DIR> ..
2019/02/27 20:45 <DIR> venv
C:\Users\ユーザ名\miniproject>dir venv
2019/02/27 20:45 <DIR> .
2019/02/27 20:45 <DIR> ..
2019/02/27 20:45 <DIR> Include
2019/02/27 20:45 <DIR> Lib
2019/02/27 20:45 119 pyvenv.cfg
2019/02/27 20:45 <DIR> Scripts
*Global環境にインストールされたパッケージを、仮想環境にインストールするパッケージと
一緒に使いたい場合。
仮想環境を作る際に、以下のオプションをつけて実行する。
C:\Users\ユーザ名\miniproject>python -m venv venv --system-site-packages
2. 仮想環境のアクティベイト
このScriptに,venvを実行するパッケージが格納されているので(Linuxのbinフォルダ相当)
以下のコマンドを実行。
C:\Users\ユーザ名\miniproject>venv\Scripts\activate
(しつこいですが、source venv/bin/activate に相当します。備忘として)
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