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2019年2月27日水曜日

WindowsでPythonの仮想環境(venv)を起動する

WindowsパソコンでもPythonの仮想環境を使いたい、という場合のて手順のメモです。
Windowsパソコンは、Linux系のサーバーとは、ちょっとコマンドが違うので、いつも忘れてしまうので。


(パソコンに既にPython3.xがインストールされていることが前提です。)


1.  プロジェクト・フォルダの作成
仮想環境を使う目的は、Pythonのpackageを、他のグローバル環境から独立して、プロジェクト独自に用意したい、ということなので、後でパッケージをインストールすることになるプロジェクト・フォルダを作ります。

miniprojectというDirectoryを作ります。

C:\Users\ユーザ名>mkdir miniproject

2. 仮想環境の構築
1) miniprojectに移ります。
C:\Users\ユーザ名>cd miniproject

2) pythonのコマンド実行
C:\Users\ユーザ名\miniproject>python -m venv venv
(2つめのvenvは新しく作られるフォルダ名です。任意で構いません。)

結果、以下のようなフォルダが自動で作られる。
C:\Users\ユーザ名\miniproject>dir
2019/02/27  20:45    <DIR>          .
2019/02/27  20:45    <DIR>          ..
2019/02/27  20:45    <DIR>          venv

C:\Users\ユーザ名\miniproject>dir venv
2019/02/27  20:45    <DIR>          .
2019/02/27  20:45    <DIR>          ..
2019/02/27  20:45    <DIR>          Include
2019/02/27  20:45    <DIR>          Lib
2019/02/27  20:45               119 pyvenv.cfg
2019/02/27  20:45    <DIR>          Scripts


*Global環境にインストールされたパッケージを、仮想環境にインストールするパッケージと
 一緒に使いたい場合。

仮想環境を作る際に、以下のオプションをつけて実行する。

C:\Users\ユーザ名\miniproject>python -m venv venv --system-site-packages




2.  仮想環境のアクティベイト

このScriptに,venvを実行するパッケージが格納されているので(Linuxのbinフォルダ相当)
以下のコマンドを実行。
C:\Users\ユーザ名\miniproject>venv\Scripts\activate
(しつこいですが、source venv/bin/activate に相当します。備忘として)
miniproject>venvのvenvはフォルダ名なので、1-2)で作成したフォルダ名になります。

するとコマンドラインの画面が以下のように切り替わり、仮想環境に入れます。
プロンプトは、以下になっています。
(venv) C:\Users\ユーザ名\miniproject>





3.  仮想環境でPython アプリを起動


(venv) C:\Users\ユーザ名\miniproject>set FLASK_APP=app.py

で、仮想環境にインストールされたパッケージを使うことが可能です。


おわりです。

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